顕微鏡歯内療法研究会 フェイスブック

マイクロスコープを用いた治療

マイクロスコープは、すでに医科領域では、耳鼻咽喉科・眼科・脳神経外科・整形外科
などで導入されております。
人体を扱う手術において、精密治療を行うためには、不可欠なものとなってきました。
1990年台後半から、根っこの治療(根管治療)にも応用されるようになってきました。
港町歯科クリニックでは、これまで、各種のマイクロスコープの評価や実際の臨床での
有益性など、時間をかけて十分な検討をしてきました。
そして、ついに、2008年に光学機器メーカーでは、最高峰となるカール・ツァイス社
製 (ドイツ)のマイクロスコープを導入しました。

mc01.jpg

歯科治療になぜマイクロスコープが必要か。

私たちの歯科治療は、「手探りの外科治療」とも言われています。 実際に目では見えないところを、勘と経験により、手探りで治療をしているというのが 現状です。そこで、いままで見えなかったところを見えるようにすることで、手探りで 想像しながら(guess work)行っていた部分を少しでもなくして、確実に目で見て治療す ることができるようになったのです。

mc02.jpg

目がいい人にはいらない?

例えば、「目がいい人はいらないじゃないか」という話も聞きます。 しかし、視力がいくら良い人であっても、100m先のものは、ほんの小さくしか見えま せん。ところが、先を大きく拡大して双眼鏡で見たならば、とても良く見えるはずです。 大きく拡大して見えるということは、いままで見逃していたものがどんどん見えること になり、精密な治療ができることにつながります。

明るく照らす有用性

とくに、根っこの治療では、抜群の効果を示します。 なぜかというとマイクロスコープのもう一つの機能が働くからです。 それは、見る方向と明るく照らす照明の方向が同一であることです。 拡大しても、そこに光が届かないと見えません。 それが、この視軸と照明軸の一致により「明るくしながら拡大して見える」ということ ができ、根っこのすみずみまで見通すことができるようになったのです。


colum02.jpg

当診療室で適切な歯内療法をすることで、歯を抜かずにより長く持たせることができます。
歯内療法とは、一般的に根っこの治療、根管治療と同じ意味になります。
私は、米国歯内療法学会(AAE)や日本歯内療法学会など長年にわたり、根っこの治療の知識と高度の技術を修得してきました。 今では、こうすれば、根っこの治療はうまくいく、と断言できるようになりましたので、今回皆様にもご紹介いたします。

■「痛まず良くなおる根っこの治療」のキーポイント

●現代のハイテクノロジーを活用すること
根管治療の三種の神器
1. ニッケルチタン製ファイル
2. マイクロスコープ(実体顕微鏡)
3. 歯科用CT
がそろっていることが望ましいでしょう。
当診療室では、もちろん、その3つを揃えて、万全の態勢で皆様の治療に取り組んでおります。

●根っこの治療という難しい技術を修練して身につけていること
しかし、単に良い道具をそろえれば、良い治療ができるというわけではありません。
ニッケルチタン製ファイルを使用し、術後のX線写真では、きれいな治療に見えるのですが、以前のステンレススチール製ファイルを使用した場合と比べ、根っこの治療結果が良好になったとは言えないことも、わかってきました。
根っこの治療の腕前は一朝一夕で身につくものではないのです。根気強く、年月をかけて修練することが不可欠です。また、さまざまな症例に応じて適正な治療方法を選択することができるようになるには、多くの経験の蓄積が重要になります。
さらに、最低5年以上、できれば10年以上にわたる経過良好な治療結果を患者さんに提示したいものです。

●マイクロスコープ(実体顕微鏡)で根っこの中を明る照らし拡大して
よく見えるようにして治療をすること

マイクロスコープが、とても効果がある、その一番手にあげられるは、根っこの治療です。
歯科医師と歯の位置を固定して治療できるため、マイクロスコープの有効性を最大限に引き出すことができます。
その使用目的は、拡大すること、明るく照らすこと。そうすることで治療成果が飛躍的に良好になります。
小さな米つぶの中をのぞくような繊細な治療ですから、拡大しないと根っこの中は見えません。さらに大事なのが、根っこの中を明るく照らすライトの効果です。暗がりの中をおそるおそる歩くのは危険なので、懐中電灯を使うと良く見えるようになります。それと、同じ原理なのです。




◎予後のよい高品質の根管治療は、自費診療(保険給付外)になります。




© Minatomachi Dental Clinic All Rights Reserved.